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2023.04.20

歯科用CTの有用性

4月中旬も過ぎ、春の陽気を感じられる日が多くなってきました。 昼間は少し暑く感じられる日もありますが、朝晩の寒暖差が大きいので体調管理に注意して過ごしましょう。 今回のブログは、「診断のお話」をさせていただきます。 診断することを目的に、お口の中のレントゲン撮影をすることがあります。 通常のレントゲン撮影の多くは、2次元(平面)のレントゲン撮影を行い、判断することが多いです。しかしながら、通常のレントゲン撮影では、悪くなっている部分が写りにくい(判断しにくい)場合もあります。 その場合に有用になるのが、3次元での画像で判断する「CT」という機器になります。 CTによる撮影を行うことで、悪い部分がより明確になった一例を示します。 患者様の主訴は、「一番奥の歯が噛むと痛い」でした。 通常のレントゲン撮影を行うと、画像の一番右にある歯の周りが少し黒い感じにも見える? という所見になります。 (歯の周りがレントゲンで黒く写ると、悪くなっているという判断になります) これに加えて、CTでの撮影(3次元で見えるレントゲン撮影)を行います("CT画像1"を参照) CT画像は、歯を様々な角度(断面)で見ることができるため、悪い部分がより明確に写りやすい特徴があります。 通常のレントゲン写真と同じ場所を比較してみると、歯の周囲がより黒く見える所見になります("CT画像2"を参照) このように、CT撮影を行うことで、より多くの情報を得ることができるため、診断精度の向上に繋がります。 被曝量も極力少なくなるように心掛けています。レントゲン撮影の際に、被曝量が気になる方は、遠慮なくスタッフまで声をかけていただければ幸いです。

2023.03.26

ビーバー通信 65号 (2023年3・4月)

 3月に入ったとたんに、2月までの寒さがうそのように暖かくなってきました。『名古屋市天白区の市農業センターのしだれ梅が、見頃を迎えました。』という記事を読みました。春の訪れを感じますね。  気象庁は、2日(木)に、向こう1ヶ月(3月4日~4月3日)の天候の見通しを発表しました。暖かい空気に覆われやすいため、3月半ば頃にかけて気温がかなり高くなるそうです。3月は、寒波ならぬ暖波到来で記録的な暖かさになり、3月上旬は10年に1度の高温で桜も急成長するのではと予想を立てています。 PRGプロケアジェルα(イオン徐放型トリートメントペースト)  今回は、 PRGプロケアジェルαについてのお話です。歯科医療の会社松風が開発したPRGプロケアジェルαは、PMTC用トリートメントぺーストです。 PMTCとは、歯科衛生士が歯垢、歯石などを除去した後にブラシなどにペーストをつけて歯の表面を機械的に清掃・研磨することです。 PMTC用トリートメントぺーストはいろいろありますが、PRGプロケアジェルαは S-PRGフィラー配合したイオン徐放型トリートメントペーストです。 S-PRGフィラーとは 6種類のイオンリリース(フッ化物を含む6種類のイオン)により、抗プラーク付着性・酸中和能の発現・エナメル質の脱灰を抑制する特長があります。 S-PRGフィラーの特性 ★プラークが形成されにくい・・・S-PRGフィラー含有ペーストを用いて口腔内清掃を行い、48時間放置。48時間を経過した段階でもプラークの付着率が低いことが報告されている。 ★脱灰抑制・・・フッ素濃度1500ppmペーストと比較して、エナメル質の脱灰が抑制されると報告されている。 爽やかな味で、ツルツルした感じが気持ちが良いというお声を頂いています。             ......(以下省略)            株式会社 松風 ホームページ より

2023.02.12

ビーバー通信 64号 (2023年1・2月)

 新年明けましておめでとうございます。穏やかな大晦日で、冬晴れの下で新年を迎えることができました。29日から3日まで孫たちが久しぶりに遊びにやってきました。実は、孫は、下は3歳から上は8歳までの7人おります。お天気が良かったので、「アクア・トトぎふ」や「一宮タワー」に遊びに出かけたり、家の庭でサッカーやドッチボールをしたり、飛行機を飛ばしたり、凧揚げしたりして遊びました。凧揚げをしたのは、子どもの時以来でしたが、風がありとても高く上がりました。いつまでも高く上がるととても気持ちがいいものですね。孫たちも外でたくさん遊ぶことができて、きっと楽しい冬休みだったと思います。   謹賀新年  おろし歯科医院は、昭和57年10月8日に開業し、40年が経ちました。昨年の10月には、ホームページもリニューアルいたしました。見やすく、わかりやすいホームページになっておりますので、皆さんも1度アクセスしてみてください。  今年は、歯科医師3名、歯科衛生士5名、歯科助手5名、受付2名、クリーンスタッフ1名の総勢16名のスタッフでスタートします。これからも、『歯を長持ちさせる治療と予防を第一に』をコンセプトに、地域の皆様の歯とお口の健康の維持にお役に立てるようにスタッフ一同頑張っていきますので、今年もよろしくお願いいたします。また、昨年同様、安心して来院していただけるように、体温測定はもちろんのこと、問診票の記入、チェアーの消毒など、院内感染予防に努め、新型コロナウイルスの感染対策にも積極的に取り組んでいきます。  さて、1月4日の中日新聞の朝刊の一面にこのような記事が載っていました。 「濃いあの味 いつまでも とろ~り嚥下障害向け コメダなど開発」 コメダ珈琲店を展開するコメダや朝日大などが食べ物や飲み物を飲み込む力が弱くなり、気管入るおそれがある嚥下障害の人でも楽しめるインスタントの「とろみコーヒー」を開発しました。  従来はとろみをつける分、味が薄くなったが、試行を重ねて深みのある味わいを実現しました。メーカーからとろみ付け専用の増粘剤を十種類ほど調達、コーヒー豆のブレンド5、6種類と組み合わせを試行錯誤し、2年半の歳月を費やしてようやく苦みとコクがしっかりと感じられる「コメダらしい味」に仕上がり、昨年11月に商品化にこぎつけました。とろみの強さを監修した朝日大歯学部の谷口裕重准教授は「『おいしいから』と意欲的になれば飲み込む力も戻りやすくなる」と話されます。  人生100年時代。美味しいものをいつまでも美味しく食べれて長生きしたいものですね。          参考資料 中日新聞1月4日の朝刊の一面の記事より .....(以下省略) ビーバー通信64号は、当医院受付でお渡しをしております。

2022.12.07

ビーバー通信 63号 (2022年11・12月)

朝晩は、めっきり冷え込むようになりました。今年も残り2ヶ月です。あっという間に、1年が過ぎます。実は、10月9日、10日と富山に行ってきました。この2年間は、新型コロナウイルス感染症のため小児歯科学会は、WEB開催でしたが、今年は久しぶりの現地開催となりました。富山に行くのは初めてでしたが、金沢から富山まで新幹線が開通しましたので、名古屋から3時間ほどで行くことができます。あいにく雨でしたが、富山は美味しいものがいっぱいありますが、富山湾鮨は有名です。  次回は、観光目的でゆっくりと行きたいものです。 L8020乳酸菌のお話し  テレビのワイドショーなどで放送されたこともありますので、ご存知の方もあると思いが、今回はL8020乳酸菌のお話です。  広島大学大学院の二川 浩樹 教授が命名された乳酸菌です。先生は、大学から障がい者施設や精神病院などに治療に行かれ、歯を治しても治しても、歯はどんどん悪くなっていき、歯科医師としてプライドが傷つき、セルフコントロールのできない患者さんのために何かできないかと考えるようになったそうです。まず、口腔内には、オーラルフローラが存在します。腸内には、腸内フローラが存在します。どちらも乳酸菌を含んでいるため、乳酸菌を利用することを考えました。次に口腔内にとって良い乳酸菌を探すことにしました。さらに障がい者施設や病院で診察しているときに、患者さんの中に虫歯がない方がみえて、「ひょっとして虫歯になったことのない人の口の中には、非常に良い乳酸菌がいて、歯を守っているかもしれない。」という考えがひらめいたそうです。  そこで、虫歯がない人13名の唾液から42種類の乳酸菌を分離し、虫歯菌と歯周病菌そしてカンジダ菌に対して高い抗菌作用を持つ乳酸菌を探し出しました。もっとも強い効果をもった菌が、「ラクトバチリス・ラムノーザス 」 で、日本歯科医師会が行っている8020運動にかけて「L8020乳酸菌」 と 命名されました。ヨーグルト、チョコレート、タブレット、歯磨剤などにL8020乳酸菌を使った商品がいろいろありますので、皆さんも是非ご利用になってみてください。L8020乳酸菌を使ったヨーグルトを試食しましたが美味しかったです。        参考資料 第39回日本障がい者学会学術大会抄録・講演より .....(以下省略) ビーバー通信63号は、当医院受付でお渡しをしております。