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2022.05.01

ビーバー通信 60号 (2022年5・6月)

 3年ぶりに新型コロナウイルス対策の営業時間短縮や移動制限の要請のない中で迎えた、 ゴールデンウィーク、皆様はどの様に過ごされましたか。  全国各地で、新型コロナウイルス禍前の水準に人出がもどり賑やかなゴールデンウィークとなりました。 私は、30年ぶり?に孫たちとモンキーパークへ遊びに行ってきました。お天気もよく、多くの家族連れらでにぎわっていました。  写真を撮ったり、遊具に乗ったりと楽しい1日を過ごしました。子どもたちにとって、きっと、今年は、楽しい子どもの日になったと思います。 小児期の口腔ケア 生涯を通じて健康な自分の歯を持ち続けるには、乳幼児期からの口腔ケアが大切です。 授乳期から乳歯の生え始め(0から2歳ごろ) ★歯ブラシになれるためのトレーニング ①前歯が生えたら授乳や離乳食後に綿棒やガーゼで歯をやさしく拭って清掃します。 ②保護者の膝の上でスキンシップをとりながら寝かせ磨きのトレーニングを行います。 ★仕上げ磨きのアドバイス ①歯ブラシは毛の部分が乳歯の2本分ぐらいの小さめのものを使いましょう。 ②歯ブラシを持っていない方の指先で、口唇を排除しながら上唇小帯や歯肉に毛先が強く当たらないよう注意しながら磨きます。 乳歯が生えそろった時期(3から5歳ごろ) 乳歯がすべて生えそろい、6歳臼歯の萌出が開始する前の時期です。 ★3歳位を目安にぶくぶくうがいができるように練習しましょう。 ★子供自身で歯磨きをするようになっても、保護者の仕上げ磨きは必ず行うようにしましょう。 歯ブラシは子供用と仕上げ磨き用に分けて2本揃えると便利です。 6歳臼歯萌出から混合歯列期(6から11歳ごろ) ★6歳臼歯が萌出し始めたらプラウトでかみ合わせのところの溝を丁寧に磨きましょう。 ★6歳臼歯と乳臼歯の隣接面はフロスで清掃しましょう。(最初は糸ようじタイプが簡単) 参考資料:ライオン セルフケアガイドより ...........(以下省略) ビーバー通信60号は、当医院受付でお渡しをしております。

2022.03.01

ビーバー通信 59号 (2022年3・4月)

 3月に入り最近は、暖かい日が続いております。桜の開花の便りを聞く季節になりました。 日本気象協会が3月10日に発表した「2022年桜開花予想(第5回)」によると、全国の開花トップは熊本と愛媛県宇和島で3月20日に開花の予想です。 記録的に早かった昨年と比べると1週間から10日ほど遅くなりますが、今年は平年並みぐらいの予想だそうです。  世の中は、ロシア軍の侵攻、新型コロナウイルスの感染者の増加など嫌なニュースが多いですが、 桜を見て一時でも忘れたいですね。 はっけよいアニマル体操 口腔機能発達支援ソング 以前、ビーバー通信No.57でご紹介した。 「はっけよいアニマル体操」について、今回は、もう少し詳しくお話させていただきます。 JSPP(全国小児歯科開業医会)が口腔機能発達支援・啓発ツールとして企画・制作・監修した口と全身の健康体操です。 JSPPのHPやYouTubeで見ることができます。  この「はっけよいアニマル体操」は、口と全身をしっかり使った動きが、バランスよく随所に盛り込まれた、 まさしく全身をくまなく使う健康体操です。動画は「探検隊に扮した子どもたちが口と全身を使った様々なアニマルポーズで動物たちと対決しながらサファリ探検を楽しみ、 たくさん動いてお腹が減ったからご飯がおいしい」というストーリーで構成されています。 参考資料: JSPPのホームページより ビーバー通信59号は、当医院受付でお渡しをしております。

2022.01.06

ビーバー通信 58号 (2022年1・2月)

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 新年早々、新変異株「オミクロン株」の感染者が急増し、6日の新規感染者数は、国内で4475人と1週間で約9倍となりなり、東京都では、2日から9日の1週間で14倍になりました。 沖縄、広島、山口の3県には、「まん延防止等重点措置」を適用する決定となりました。 ついに「第6波」の到来となりました。 残念ながら、今年も新型コロナウイルスに悩まされる年になりそうです。 Withコロナの生活が当分続きそうで残念です。 プレママのデンタルケア 妊娠がわかったら妊婦歯科健診を 妊娠中は、むし歯や歯周病にかかりやすい環境になります。 おなかの赤ちゃんにも影響しますので歯科健診を受けようにましょう。 一宮市では、妊娠がわかってから出産後一年の間、無料の妊産婦の歯科検診が受けられます。 母子健康手帳に受診券がありますので、市内の歯科医院にて受診してください。 妊婦の方は、つわりなどの心身の変化で口腔ケアがおろそかになり、 女性ホルモンの影響で歯周病が悪化しやすくなります。最近では、歯周病は早産や低体重児出産と関係していることも明らかになってきました。 歯周病の早期の治療をお勧めします。 赤ちゃんの歯は、お母さんのお腹の中で作られます *乳歯の歯胚(歯の芽)は胎生7週頃からでき始めます。歯胚はまだタンパク質のかたまりです。 *乳歯は4ヵ月の後半から歯胚にカルシウムやリンが沈着して石灰化(硬くなる作業)が始まります。 *永久歯の歯胚は4~5か月頃からでき始めます。お誕生の頃より乳歯の頭の部分(歯冠部)の形成が進みます。 ...........(以下省略) 参考資料:小児歯科学会 プレママのデンタルケア パンフレットより ビーバー通信58号は、当医院受付でお渡しをしております。