シーラントで虫歯予防
6月になり、梅雨の季節ですね。
今回は、「シーラント」について説明させていただきますが、皆さんはご存知ですか??
シーラントは虫歯の治療ではなく、虫歯にならないようにする「予防処置」になります。
歯には溝(裂溝:れっこう)があり、この溝の最深部まで歯ブラシが当たりにくく、歯が生えたての頃には、非常に虫歯になりやすいです。
シーラントは、虫歯になりやすい溝(裂溝)の部分を埋める処置です。
また、シーラントにはフッ素が含まれているため、歯の表面を強化してくれる効果も期待できます。
シーラントの時期は、下記の時期が目安になります。
①乳歯の奥歯(乳臼歯)が生えてくる 3〜4歳頃
②奥歯の永久歯(第1永久歯)が生えてくる 5~6歳頃
③12歳臼歯(第2永久歯)が生えてくる 12歳頃
シーラントの流れは、下記の通りです。(黄色の矢印がシーラントを行った部分です)
①溝の部分を綺麗に清掃する
②シーラントをつめる
③専用の光で固める
もちろん、シーラント後も虫歯にならない訳ではありませんので、毎日のブラッシングが非常に重要になります。